議論が噛み合わないのはなぜ?論点思考で会議を10倍効率化する方法

会議で議論が堂々巡りになったり、話が脱線したりすることはありませんか?それは論点が明確になっていないことが原因かもしれません。
今回は、議論をスムーズに進め、本質的な結論を導き出すための論点思考について解説します。
論点思考とは?
論点思考とは、議論や検討において今、何を議論すべきか?という核心となる問いを明確にする思考法です。
過去の記事で解説したロジカルシンキングは「論理的に考える力」、目的思考は「目的を明確にする力」でしたが、論点思考は議論の焦点を定める力と言えます。
例えば、ロジカルシンキングは「なぜ売上が下がったのか?」という原因を分析する際に役立ち、目的思考は「売上をどうしたいのか?」という目標を定める際に役立ちます。一方、論点思考は「売上を上げるために今議論すべきことは何か?」という議論の方向性を定める際に役立ちます。


カレー作りで例える論点思考
論点思考をカレー作りに例えてみましょう。
夕食にカレーを作るという目的があるとします。しかし、家族から「今日は魚介系のカレーが食べたい」「いや、やっぱり定番のチキンカレーがいい」という意見が出たとします。
ここで論点思考がないと、「魚介カレーに入れる具材は?」「チキンカレーの隠し味は?」といった細かい話にすぐに移ってしまい、議論がまとまりません。
論点思考があれば、「今日は魚介カレーにするかチキンカレーにするか?」という根本的な選択、つまり「今日のカレーの種類」を最初の論点として設定します。この論点が決まれば、その後の具材や味付けといった議論はスムーズに進みます。
論点思考を持つメリット
論点思考を持つことで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
- 議論がスムーズに進む
議論の焦点を定めることで、無駄な議論や脱線を防ぎます。 - 本質的な結論にたどり着ける
表面的な議論ではなく、本質的な問題点に焦点を当てられます。 - 会議の効率が向上する
短時間で効果的な結論を導き出せるようになります。 - 関係者間の認識のズレを防ぐ
何を議論しているのかを明確にすることで、関係者間の認識のズレを減らせます。 - 意思決定の質が向上する
正しい論点に基づいて議論することで、より良い意思決定が可能になります。
論点思考を実践するための3つのコツ
論点思考を身につけるためには、以下の3つのコツを意識すると良いです。
まとめ
論点思考は、議論を実りあるものにするための重要なスキルです。今回紹介した内容を参考に、日々の会議や議論で意識してみてください。
論点を明確にすることで、議論がスムーズに進み、より良い結論を導き出せるようになるはずです。